海野りんごの宝塚日記

宮崎在住のヅカオタ・海野りんごの趣味日記。宝塚・マンガ・小説・映画・ドラマ…物語を浴びるのがスキ!

宙組 上田先生・稲葉先生という強力タッグが嬉しい「神々の土地 / クラシカル ビジュー」

みりおんのあとの娘役不在が発表されて、
新体制第一作となるのが8月に始まる大劇場公演「神々の土地 / クラシカル ビジュー」。

 

kageki.hankyu.co.jp

 

ヅカファンにとって、今一番自作が楽しみな演出家でもある上田久美子先生と、
スピード感あるショーでどれも神作品にしてくれる稲葉太地先生のタッグ。
考えられるうえで、私史上「一番見たかった」組み合わせなんです。

それを贔屓組で…!こんなに嬉しいことはありません。
相手役がいないからこそのいろんな恋愛模様をくーみんなら描いてくれるはず。
朝夏まなとさんの「翼ある人びと」も素晴らしかったし。あれも、相手役であって相手役ではなかった(真の相手役はキタさんであり、音楽だったよね)。

上田久美子先生が「神々の土地~ロマノフたちの黄昏~」で描くのは、ロシア革命。どんだけ引き出し多いんだくーみん…!

1916年、革命前夜のロシア。皇帝一家を操り民衆の不満を煽っていた怪僧ラスプーチンを暗殺しようとする憂国の青年貴族たちがいた。その中心的人物と伝えられるドミトリー・パブロヴィチ・ロマノフ大公を主人公のモデルとし、ロマノフ王朝の黄昏を生きた人々の肖像を悠久の大地に描き出す。
皇帝ニコライ二世の従兄弟で将来を嘱望される青年将校ドミトリーは、皇帝に仕官するため、共に暮らしていた伯父のセルゲイ大公とその妃イレーネをモスクワに残しペトログラードへ旅立つ。大公の年若い妃イレーネは皇后アレクサンドラの妹で、快活なドミトリーが孤立する皇帝一家と周囲を仲立ちし、革命の危機からロマノフ家を救うことを望んでいた。一方、名門ユスポフ家の令息フェリックスは、皇帝の意に背いてラスプーチンの暗殺を画策、ドミトリーを仲間に引き入れようとする。
皇帝はドミトリーを気に入り、皇女オリガとの結婚を勧める。オリガと結婚してイレーネの望む穏健な形で一家を助けるのか、罪を恐れずラスプーチンを排除するのか。革命の足音は背後まで迫っていた。ドミトリーの選択、そしてドミトリーが愛した人とは──。ロマノフ家の一員として王朝を救う道を模索した青年の、愛と葛藤の物語。
(引用:宝塚歌劇HPより

ロシア革命、ちょうど詳しくなりたいなと思っていたんです。こりゃあ予習の市街がある!
ちなみに、ドミトリーは非常にプレイボーイで、男色家でもあったとか。これは真風涼帆氏相手役来る??
複数の娘役の存在が、トップ娘役不在だからこそのストーリーにからんできそう。
(それにしても「白夜の誓い」は就任当初からの相手役がいたにも関わらず、ひどかった…(;_;))

この時期は宮廷だけは豪華絢爛というか、革命前夜ならではのヒリヒリした空気があるので、それを大舞台で、どんなふうに見せてくれるのか…宙組ファン、くーみんファンとしてこんなに楽しみなことはないのです。まあ様宮廷服似合うし。

そして、稲葉先生はレビューロマン「クラシカルビジュー」。宙組メンバーを宝石箱になぞらえて…って、ありがとうございます!きらびやかでスレキなレビューになる予感しかしない。今のトップさんを見ても、まあ様は一番ダイナミックに踊れるダンサーだから、たくさん踊ってくれることでしょう!

宙組新体制にいろいろ思うことはあれ、この演目は本望でもあり。
この複雑な感情をどうしてくれるんだ、という気持ちではあります。

あーでも演目楽しみのほうが勝ってしまうかも。くーみんは娘役も大切に配役してくれるから。
ショーではいろんな娘役に見せ場があって欲しいし。

2017年、宙組は演目的勝利!って感じで、早くも秋まで楽しみでありますね!

 

※2016/12/26に発表された宙組関係の人事・演目についての雑感いろいろ↓

 

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