海野りんごの宝塚日記

宮崎在住のヅカオタ・海野りんごの趣味日記。宝塚・マンガ・小説・映画・ドラマ…物語を浴びるのがスキ!

ヅカオタになって2回めのうるう年

4年に一度の2/29。
ふと思い出したけれど、前回のうるう年、私はもうヅカオタだった。

すごい、4年もずっと好きなんだな~とびっくりしたのでした。
ちなみに、2012年の2月は初めて「遠征」をした思い出の年。

大学生だったのであまりお金はなかったのですが、
チケットが発売された12月(卒論執筆真っ最中)に、
「卒論が終わったご褒美に行く!!」と決めて初めて高い席を買ったのでした。
運よく通路側で、誰かとハイタッチ!したと思うのですが、当時は宝塚デビューしてまだ数ヶ月。ごめんなさい、ちゃんと分かっていませんでした。今の知識を持ってあの時の中日劇場に飛びたい。時よ戻れ!!

初めての近鉄、初めての名古屋、初めての中日劇場…
ゆうひさんのヴァルモン、素敵だったなあ。
「仮面のロマネスク」の幕切れとても好きなんです。

幕間に小さい女の子が観劇しているのに気づき「これ教育上悪いんじゃ」とハラハラしたものでした。あの子大丈夫かな。

そうそう、初めて「出待ち」をしたんだ!中日劇場は出待ちしやすいですよね~スキ!あー、2月はいろいろ思い出深い。

そしてその夜行バスで名古屋から東京に行き、その足で東京の友人と東京宝塚劇場デビューをしたのでした。ちなみに入り待ちデビューもしてます。後で携帯を見返したら、蘭寿とむさんと壮一帆さんをかなり至近距離で見ていた自分がいた。ずるい。時よ戻れ!!

それにしても、プチ旅行とはいえ、今とやってること変わらんな。

さて、次のうるう年、私は何をしているでしょうか。変わらず宝塚観てる気がする。贔屓組か好きな公演が中日劇場であってるといいな。

雪組「るろうに剣心」新人公演雑感

ひとこちゃん、本公演でも剣心の影を演じているからか、
剣心として何も違和感がない!のにビックリ。

これまでの新人公演も映像で拝見して思っていたことなのですが、永久輝せあくんは、ものすごく声の演技が上手いですよねえ。


耳もいいのだと思う。本役さんの声に聞こえることがあって、思わず画面を二度見しちゃうことが多々あります。殺陣もキマっているし、この学年でここまでに本物が出来る若手スターって、他組にない強みですよね。今年はひとこもっと来る!!ひとこれいこのコンビ物かライバル物のバウが観たいです。願望。

そして、薫を演じた彩みちるちゃん!映像で見たただけでも可愛かった~(*´艸`*)本公演で弥彦を演じているとは思えないヒロインっぷりでしたよね。

私彩みちるちゃん好きなんです。常々、野々すみ花ちゃんと咲妃みゆちゃんと彩みちるちゃん、似ていると思う…。なんというか、声に水分が多い感じというか、声で演技する感じというか。かなり演技できる娘役ちゃんと思うので、もっといろんな役が見たいです♥

みゆちゃんとみちるちゃんに野々すみ花ちゃんの姿を重ねている私は、今の雪組で「仮面のロマネスク」「銀ちゃんの恋」を演って欲しいです。絶対似合う。ハマる。その時は、みちるちゃんにメルトゥイユ婦人と朋子さん演ってもらうんだ~願望!

宙組「エリザベート」主な配役キタ!!

宙組エリザベートの配役出ましたね!

トート 朝夏まなと
エリザベート 実咲凜音
フランツ・ヨーゼフ 真風涼帆
ルキーニ 愛月ひかる
ルドルフ 澄輝さやと・蒼羽りく・桜木みなと

 

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沙央くらまコマさん今宙組だから引き続きフランツかな?とか華形ひかる兄貴がしばらく大劇場登板されてないからフランツかな?とかいろいろ考えてましたが、基本的に宙組子だけでのエリザベートになりそう、というところに歓喜!!

愛ちゃんルキーニ、実は切望していたのでめっちゃ嬉しい!想像しようとすると、何故かTOPHATのトンチキぱじゃまの愛ちゃんが目に浮かんできたけど、嬉しい…!おめでとう愛ちゃん( ;∀;)

そして、宙担としてはルドルフ役替りが意外&嬉しいですね!フランツの配役によっては、愛ちゃん・ずんちゃん役替りかなとか、ずんそら役替りかな…と思っていたので、最近役付がもったいなかった澄輝さやとさんと蒼羽りくさんのルドルフが見られるのが本当に幸せ。

あっきールドルフとか、絶対美しいですやん。ロイヤル91期の十八番ですやん…!

りくくんも、最近男ぷりが上がっているので、ルドルフ楽しみ。お歌頑張れ!ルドルフの儚さが一番似合う気がする。

あー宙エリザがますます楽しみ。東京公演中にポスターも出ると思うので構図を楽しみに待とうと思います~

宙組「シェイクスピア / HOT EYES」初日映像

今日のタカニュでは宙組東京の初日映像が♪

さすが東京。シェイクスピア、かなりお芝居しっかり見せてくれるのね。
久しぶりに「アイアンメイデンされたいのか」を聞けて満足。笑


そして…ショーの中詰め。まあ様の銀橋足掛けを目の当たりにして、たいそう驚きました。あそこ、普通の人間が脚とどくばしょ…?我が宙組のトプ様すごい。すごすぎて笑える。

あー、もう1回見たかったな。早くBlu-rayほしいな。

3月は宙組全ツ「メランコリック・ジゴロ / シトラスの風Ⅲ」も「シェイクスピア / HOT EYES!!」の円盤が発売されるので楽しみ。

待ちきれないので、2008年花組のメランコリック・ジゴロ見てます。中日劇場は、初めて遠征した思い出の劇場なのでその点でもこの時期は感慨深い。(初遠征:2012年の宙組仮面のロマネスク)

 

それにしても、野々すみ花ちゃんのティーナ可愛い!!!ほんとどんな役もできちゃうのね。すみ花ちゃんは早くしてトップ娘役になったのでヒロイン役がもちろん多いのですが、花組時代のヒロインではない役もとっても好き。黒蜥蜴とか。ティーナも然り。

スカステはこうして昔の作品を見せてくれるから、どんどん沼にズブズブですね…。

 

花組「ME AND MY GIRL」前夜祭に瀬奈じゅんさんも出演!

 

花組「ME AND MY GIRL」前夜祭に瀬奈じゅんさんも出演されるんですね。

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あさかなが揃う…感激。あさかなのミーマイ、その後のきりやんのミーマイは、私が宝塚にはまりかけた頃にいろいろ調べて出会った作品なので、感慨深いです。

なんだこのジャッキーのセクシーさは!なんでこれが男役なの?と初めて「女装」ちおう概念に出会った公演でもあります。笑

初めて生で観たまさちゃぴのミーマイが素晴らしかったから、大劇場Verでどうなるのか気になりますね。ランベス・ウォークや太陽がシャッポのナンバーは迫力が出ると思いますが、役という役が限られているのでちょっとかわいそう><

 

前夜祭に、龍真咲さんは来ないのかなー><「まさみり」のお仕事、せっかくあ魚が来るんだからここで集う姿が見たいです。率直に言うと、Wジャッキーが見たいです。


 

雪組公演「私立探偵ケイレブ・ハント / Greatest HITS!」演目発表雑感

さてさて、先日2016年雪組大劇場公演の演目が発表されましたね。
「私立探偵ケイレブ・ハント / Greatest HITS!」

正塚先生の新作 ✕ 稲葉先生のショー作品とか、雪P仕事出来過ぎです。わたしなんやかんや言って正塚先生のお芝居好きだし(全体的に舞台照明暗いけど)、稲葉ショーは血沸き肉踊るんですよねールナロッサー!!


この演目発表について、個人的に思うことをまとめておきます。
(タイトル・あらすじだけのタイミングでいろいろ書くと、後で見返した時に恥ずかしいのは分かっております…笑)

探偵SAGIRI再来「私立探偵ケレイブ・ハント」

このタイトルでSAGIRIキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と思った人多いのでは。だってどう見ても探偵SAGIRIですよね。ああ、ホタテマン帰って来てよ~という気持ちでいっぱいです。

現段階のストーリーを読んでみる。気になるところを太字にさせてもらいました。

舞台は20世紀半ばのロサンゼルス。探偵事務所の所長を務めるケイレブは、共同出資者である探偵仲間のジムやカズノと共に高級住宅街に住むセレブ達の浮気調査やトラブル対応に奔走する日々を送っていた。スタイリストとして働く恋人イヴォンヌとの関係も良好だったが、互いの生き方を尊重する二人は、新たな段階に踏み出す機会を見出せずにいた。そんなある日、行方不明となった娘アデルの捜索依頼にやって来たメキシコ人夫婦が直後に事故死するという事件が起きる。ケイレブは夫婦の願いに応える為、早速調査を開始。やがて、とある会員制の超高級クラブでアデルらしき女を発見するが、別の調査を進めていたジムとカズノが追う人物も、このクラブの関係者であることが判明する。果たしてそこは犯罪組織の隠れ蓑なのか。クラブのオーナーであるマクシミリアンと接触する為に彼の屋敷を訪れたケイレブは、そこで思いがけずイヴォンヌの姿を見かける…。 仲間達と力を合わせ敵に立ち向かうケイレブと、その身を案じながらも彼を支えるイヴォンヌとの大人の恋の行方を描くミュージカル。
(引用:宝塚歌劇)

 はい、「探偵の仲間たちは誰か」というてんと、「ちぎみゆの大人の恋の行方」に私が注目しているということが浮き彫りになりました。ちぎみゆはオフが公式すぎて、舞台ではあまり結ばれていないんですよね。しっかり大人の恋の駆け引きが見たいです。

だいもんはどの役だろう。黒幕的な人になるのか、それとも仲間なのか。しっかり仲間の役がみたいな~ホタテマンポジションでかわいい望海さんもいいですネ。

じっくりお芝居が楽しめる正塚芝居、楽しみです。オープニングがかっこいいだろうな!

 

グレイテストな雪組子の「Greatest HITS!」

 

稲葉先生が雪組にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!最近のショーでも、かなりの下級生までバンバン銀橋を渡り歌い「ショー力」がかなり高いと思う雪組。おもちゃ箱のようにいろいろな場面が飛び出す稲葉ショーでどのような化学反応が見られるのかが楽しみです。


雪組✕稲葉先生、調べたら稲葉先生の大劇場デビューである「Carnevale睡夢 」以来なんですね。うお、高まる期待。

 

 

人々の心を酔わせ、躍らせる名曲の数々で構成するショーグルーヴ。熱いエネルギーを放つソウルミュージックに乗せて繰り広げるプロローグに始まり、誰もが知っているクリスマスソングで綴るシーンなど、時に甘く、時に切なく、それぞれの時代に燦然と輝き、今なお愛され続ける数多の楽曲に乗せて、クールでありながらもホットそしてセクシーな魅力を持つ早霧せいな率いるグレイテストな雪組出演者が、煌めくハーモニーと情熱的なダンスをお届け致します。 (引用:宝塚歌劇)

 この解説文が「ほとんど何も決まっていないのでは」という状態なのがまたいいですね。グレイテストな曲ばかりということで、これは早くも差し替えが心配。クリスマスメドレーも楽しみだなあ…

それにしても、プレお披露目「伯爵令嬢」に始まり、現在公演中の「るろうに剣心」、そして夏の「ローマの休日」と雪組の演目充が羨ましい…。

そして全然「演目負け」しないちぎみゆはじめ雪組が凄い!そんなわけで、続報が楽しみです。彩凪翔ちゃん、大劇場復帰おめでとう!!まなはるなど代役のみなさま、おつかれさまでした!

宙組公演「Shakespeare(シェイクスピア)」観劇感想

 私の2016年初観劇は、宙組公演「Shakespeare 〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜 / HOT EYES!!」でした。宙担の私にとって、楽しい×楽しいの最高の公演!まずは、「Shakespeare(シェイクスピア)」の感想をまとめておきたいと思います。
思い出し次第、追記する部分もあるかも…

 

いやんなにこれプロローグめっちゃ素敵やん?

黒死病が流行っていたという当時の暗澹たる様子を市民たちが見せる幕開き。正直この場面がオープニングだけ…というのは寂しかったですが、隅から隅まで気合の入った宙組子を見れて大満足。

彩花まりちゃんの娼婦、どこにいても目を引いた。そして生田先生らしいセット転換。この時点で「あー遠征してよかった」と客席でガッツポーズ。

 

シェイクスピア自身を主役にした新しい物語

プロローグから一転、場面はロミオとジュリエットの初演に。ここで純矢ちとせさんが「男役」から「女優」へと生着替えするシーンは必見。これ、せーこさんならではですよねー。

そして、有名なセリフをバックにウィルとアンの過去の物語がオーバーラップしていくわけですが、この演出が詩的で見事。銀橋と本舞台の関係性が有効に活用されていたと思います。

ここからの若ウィルくんが可愛いーんだ。まあ様18ちゃい、行けるよ行けるよ!アンのお姉さん的な役どころもみりおんピッタリ。ちなみに、アンが木から落ちるシーンのセリフは「はわわ」だそうです。生田先生、好き!!

5月祭の場面では、「宙組公演で…盆が回っている…」とそこだけで号泣でした。(だって植田御大→原田先生のループだったから…幕だけが仕事してましたからね…。)

 

ららちゃんハムネット可愛すぎ問題

全編にわたって、ららちゃんハムネット可愛すぎ。あんな息子欲しい…可愛い…変な声が終始出そうでした。可愛いからこそ、あのラストが涙なんだよなあ…

 

まかうらら公式説

真風氏・伶美うらら様の組み合わせ、これ公式ですよね。この2人主演でハリウッド映画的なものが見たかった…。真風氏はどうあがいても総受け属性があるので、舞台でその美貌を武器に攻めまくるうららさまとしっくりなんですよね。銀橋のナンバーとか、延々と見てられましたもん…。

そしてこの2人が最後であんなに笑いを取るとは思いませんでした。

 

宙組92期凄い!!

 

真風氏の存在感がものすごいのはさておき、シェイクスピア父を演じた松風輝さん、悪いやつを演じた凛城きらさんの役者ぶりたるや。この2人の役って、専科さんが投入されてもおかしくないと思うんです。それを遜色なく出来る職人92期は誇りや~~~!

 


沙央くらまさんの役者ぶりに感動

シェイクスピアを演じるために生まれたとしか思えない、コマさん。この作品がひとつの大きな物語としてしっかり地に足がついて感じられたのは、コマさんのちからが大きいと思います。

アンとの場面は少ないながら、「どう思っているか」が分かる繊細な演技。ウィルの気持ちを鼓舞するセリフ。専科さんとしての力をひしと感じたのでした。

 

まあみりの「夫婦愛」が主軸…!


ここまで夫婦愛がしっかり描かれる宙組公演って、ものすごく久しぶりじゃないですか?この作品が単に群像劇や伝記にとどまらず、夫婦愛の物語として描かれていたのも嬉しかった。

夫婦愛、家族愛、芝居への愛、仲間への愛…観劇初めにふさわしいハッピーミュージカルだったと思います。

 

生田先生、ラスト30分でコメディに走る

 

それまでシリアスな雰囲気も上手に描いていた生田先生、冬物語のあたりからどんどんお笑い路線に。最後の30分で急にギャグ路線になるやつ、知ってる…(WMW)と思いながら爆笑していました。でも、私は最後が明るい作品が好き。だからこういう明るい終わりにしてくれた生田先生には感謝しか無いのです。

この作品の演出助手に上田久美子先生がいることも含めて、奇跡的な作品だな…と思うのです。

 

どうしてもわからないこと

 

概ね大満足な「シェイクスピア」なのですが、一つだけ分からないのはダークレディまどかちゃんの場面で、なぜ生田先生特有の男役×男役のあすなろ抱きが頻発したのか。だってあの場面であすなろ抱き、必要ある…?いや、WMWのちーかいあすなろ抱きは、寂しがりやのちー様をかいちゃんが抱きしめるという意味で、ストーリー的にも意味があったんです(たぶん)。でも、ここはまあまかも、あいずんもあすなろ抱く必要はやっぱりなかったと思う。

まあ、ストーリー的に意味がなかったとしても「ごちそうさまでした!!」なんですけどネ


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いやあ、大満足&大満足のシェイクスピアでした。
やっぱりオリジナル作品はいいですね!!Blu-rayで見るのが今から楽しみすぎる。