読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

海野りんごの宝塚日記

宮崎在住のヅカオタ・海野りんごの趣味日記。宝塚・マンガ・小説・映画・ドラマ…物語を浴びるのがスキ!

宙組全国ツアー公演「バレンシアの熱い花/HOT EYES!!」@鹿児島見てきました

おとなり鹿児島まで行って、見てきました宙全ツ!12/10(土)夜公演@宝山ホールです。

少しはやめに鹿児島入りして、天文館付近を散策していたのですが、西郷さんの銅像はあるわ、城山公園だわで、つい先月「桜華に舞え」ライビュで号泣していたのでどこ歩いても泣きそうでした。旦那と2人「ここらで、よか」と西郷さんのモノマネをひとしきりしました。

で、時間が余ったので宝山ホール2階のカフェで開演前にお茶をしていたのですが、昼公演の音漏れが聞こえる笑。コーヒーとケーキで休憩しながら、脳内でホッタイを一回上演して、いざ参戦です。

座席は10列目!宝山ホールはオケピがないのはもちろん、やたら舞台に近いので、10列目でも大劇場のSS席レベルの近さ。最前&2列目は、幻想の場面とかでダイレクトにスモークをもくもく浴びていて、ちょっと可愛そうなくらいでした。

 

バレンシアの熱い花 感想

 

ストーリーをだいたい知ってはいたものの、しっかり通しで見たのは始めて。
まず、幕開きの3人シルエットが綺麗すぎてこの時点で成功を確信する。
そこからのプロローグも最高ですね。柴田作品!!って感じがします。

この作品、再演物なのですが、そうとは思えないほどのキャスティングの妙。それぞれ宛てがきじゃないの?と思うくらい。パワーバランスも含め、随所がしっくり来る作品も珍しいんじゃないかな。

 朝夏まなとさん@フェルナンド

足が長かった。イサベラに恋する瞳、マルガリータに申し訳無さを感じる背中、やっぱり「芝居の人」なんだなあと。ラストシーン「私のイサベラも、死んだ…」では大粒のナミダ。真面目に話を追っていると、フェルナンドってひどい男なんだけど、それを”アリ”にしてしまうのがまあ様のまあ様力ですよね。あと、3人組が「黒い天使とでも呼んでもらおうか」と名乗るシーン、あとで旦那が「いや、あの名前は”厨二病…アイタタタと思った”」と爆笑していました。たしかにね…、男には、そういうハンドルネームを付けたくなる時期があるんだわね。

 真風涼帆さん@ラモン


いやー下町の青年が似合う!お人柄もあるんでしょう、あったかいラモンだった。貧乏だけど、絶対幸せにしてくれそう。うちの主人は真風くんびいきで、役としての登場シーン(うらら様と幕前でポーズ)で興奮して、オペラを除きながら私の膝を叩いてきた。乙女か…。まっかぜーもお芝居の”間”が抜群に良い!最後まで報われないラモンかもしれないけれど、だからこその優しさ、あったかさ、イサベラへの深い愛を感じました。

澄輝さやとさん@ロドリーゴ


THE ロイヤル隊長!貴族として全く違和感ない。眉間の皺に挟まりたい。まっすぐ故に、引き返せなかった切ない恋が泣ける。シルヴィアと幸せになってほしかったなあ…。あっきーは本当に貴族の役がお似合い。オフの姿とうらはらに(?)、硬質で、端正で、真面目な魅力が満ち溢れているからでしょうか。これからもずっと宮廷服を着て欲しいジェンヌNo1です。

伶美うららさん@イサベラ


うらら嬢のお芝居が私はとっても好きで。美しいのは言うまでもなく、セリフや表情に”役としての情感”がのっているというか。うららが笑うと世界は笑うし、うららが泣くと世界も泣く。野々すみ花ちゃんのような、そんな心に染み入るお芝居だなあと今回も感心しました。圧倒的美しさは、まあ様が恋に落ちる相手として説得力がありすぎるし。そして、美人だけどそれを鼻にかけてなくって、自分の立場も分かっていて、だからこそ圧倒的に”イイ女”なんですよねー。泣ける―。最後のシーン、ショールが全て落ちて壁に泣き縋る姿、見ているこちらも苦しかった。うらら嬢は、間違いなくヒロイン役者だと思います。

 星風まどかさん@マルガリータ


かわいいかわいいマルガリータ。私がフェルナンドなら、帰ってきて再開したらもう離さないけどな…こんな子がお嫁に来たら嬉しいよね、せーこさん。マルガリータはいい子なんだよ。いじらしくて一途で。だからマルガリータを悲しませたり我慢させたりするフェルナンドの心情が分からないや、となってしまった。出番こそ少ないけれど、それだけで「こんな可愛い婚約者がありながら!」と思わずにはいられないまどかたんもさすが。きちんと、フェルナンドが幸せにしてくれますように。

遥羽ららさん@シルヴィア


この配役で一番しっくりしていたとおもう。ららたんは、キュートでプリチーで可愛い、と認識していたのですが、悩める人妻役がこんなに似合うなんて!濡れたような震える声とか、声に出さずとも眉だけで伝わる苦悩とか、葛藤とか、愛とか、すべてが魅力的だった。柴田作品のヒロイン(というより、よろめく女性枠、悲劇枠)として最強じゃなかろうか。もし今回の全ツが「仮面のロマネスク」だったら、トゥールベル布陣は間違いなくららちゃん。メルトゥイユうらら様、セシルまどかたんと娘役はバッチリだな。ヴァルモンまあ様も似合いすぎだけど、他がちょっともったいなくなってしまうかな…と、他の役も見たい!と思わずにはいられない、一番感動した配役でした。

華妃まいあさん@ローラ


どうしても触れておきたいローラ。まっかぜーの妹役。スタイルが良くて美人。可愛い…。私、華妃まいあちゃんのスタイルの良さが好きで、ついつい目で追っちゃうんです。今回は大きな役もついて、それが上手で感動した…。表情がキュートで目が話せないんですよね。この妹なら、お兄ちゃんはタジタジだよねっていう妹感が良かった。キップの切り方もカッコイイ。話の流れとは言え、打たれるのが許せぬ…。まいあたんは、幻想の歌手も良かったなあ…歌えて、スタイルよくって、踊れて、お芝居もできる!新人公演ヒロイン、楽しみにしてます。


他にも他にも、魅力的なキャストがたくさん。メイン以外の娘役はちょっと勿体無い使われ方していたけど(瀬音リサちゃんとか、彩花まりちゃんとか)、フラメンコを踊る宙娘がいろっぽかっこよかったから我慢します。あと、まっぷーのレオン将軍が良かった。シェイクスピア以降、ぐぐっと宙組専科枠として腕を上げたよね。

 

ホッタイ覚え書き

 

あーホッタイも書きたい!けど長くなったので一旦終わり。
ホッタイの見どころだけ忘れないうちに箇条書きしておく

・まあ様は早急にコンサートをすべき
・客席の後ろまで走っていく体力
・客電が明るい会場だったので、後方席のサラリーマンらしき男性がまあ様に完全に堕ちている表情が見て取れた
・プロローグあと、愛ちゃんのはべらかし場面を担当していたのがりく君で、泣いた
・レオン将軍がダルマを着ている
・華妃まいあちゃんスタイルいいなあ
・よりやばい方向に演出が変わっているダークアイズ(目が足りない)
・中詰め、コーラスしながら踊り狂うまっぷー&アリサちゃん
・まどかたんの「天使のウインク」が天使すぎる
・うらら様の圧倒的真ん中力
・中詰めはおなじみの曲なので盛り上がるね!
・体感5分
・まあ様の相手役はまっかぜーだった
そして、絶えられずにHOT EYESのBlu-rayを見てしまってます。全ツ版もはよ欲しい!