海野りんごの宝塚日記

宮崎在住のヅカオタ・海野りんごの趣味日記。宝塚・マンガ・小説・映画・ドラマ…物語を浴びるのがスキ!

宙組エリザベート 爬虫類トート閣下と生きたハプスブルクの亡霊たち

2016年7月23日ソワレ観劇。
ルドルフは桜木みなとさん。

良いとは分かっていましたが、想像以上。メインキャストみな歌えるし、歌上手くなっているし、音に感情が乗っているし、何よりコーラスの音の圧。こちらも物語の一部になる、そんな感覚でした。

なんといっても、まなトート。爬虫類みたい。低温で、音もなく現れて・・・基本的に存在感が無、というか「私の後ろにもいるかもしれない」という存在感。怖かった。一人称「オレ」が似合いすぎ。静かなのにお芝居が丁寧で、考えていることが手にわかるよう。なにより、お美しゅうござった。

みりおん。歌唱面、歴代随一では?私だけに、自由への渇望がどこまでも伸びる声に乗っていて。涙出てきたよ。基本的に頑ななのに、トートの前でだけ素の苦悩や弱さが出るのが良い。

一旦休憩、どこ切っても良かったので終わりそうに無いです。笑